UOタイムが減ってくると意味不明となります。
かろーじてバルクコットン盆栽だけ。
ねみぃ。
考えてみれば、いや考えてみなくとも、もう10年近くブリタニアを闊歩している。
今はもう古参の力なんてどこにも見当たらないが、始めた頃は1年違えば絶望的な差があり、神のような存在だったものだ。
PCと回線の進化が速いペースで進む中で、最新PCと高速回線、そして知識と腕。
ドロドロになるまでこれらを追って切磋琢磨したのも、今となって思い起こせば捨てがたい味があると言えなくも無い。
ブリタニアの世界は広がり、それに応じて人口密度は減り、当時の喧騒はどこにも見当たらない。
すでに皆に家は行き渡り、田舎に行けば空き地も見つかる。
いつの間にか行商は居なくなり、セクハラ発言を繰り返す騒々しい奴も居なくなり、ガード死するシーフも見なくなって久しい。
今でもよく覚えている。ブリテイン1銀北、革屋に居た商売人を。
いつでも小屋に響いていた鋏の音。きっと裁縫修行中だったはずだ。
彼は私らが持ち込むものは、ほとんど何でも買ってくれた。
右も左も分からず、棺桶の中身は全部、もちろん落ちているものも全部、目に付くものは全て拾っていたのだ。金目の物なんて無かっただろう。
布の材料と革、彼がそれだけを買い取っていたのなら、もう忘れていたと思う。
会話を楽しんでいたのかもしれない。
何度言ってもゴミを持ち込む馬鹿に辟易していたのかもしれない。
それでも当時の俺にとってはありがたかった。
今、そんな商売人はどこにも見当たらない。
もっとも、同じ事をやろうと思えば出来たはずなのに、やらなかった俺にそれを言う資格は無いが。
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